1995年1月17日、神戸や淡路島を中心に震度7の激しい揺れに襲われ6434人が命を落としました。
6434人、どのくらいの人数かイメージできますか?
東日本大震災の死者は約2万人、南海トラフ巨大地震で想定されている死者は約32万人です。
阪神淡路大震災
阪神淡路大震災とは1995年1月7日午前5時46分に本州と淡路島の間を震源とする兵庫県南部地震(M7.2)によって引き起こされた災害を指します。
兵庫県南部地震
震源域
淡路島北部から神戸にかけて
観測された震度
震度6:神戸市中央区・洲本市
現地調査による震度
震度7:神戸市東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区、西宮市・芦屋市・宝塚市・津名町・北淡町・一宮町
震度6:神戸市垂水区・北区・西区、尼崎市、明石市、伊丹市、川西市、淡路町、東浦町、五色町
被害
断層が真下を通っていた神戸市や淡路島などで甚大な被害が出ました。近代の大都市が震度7の揺れに襲われたのはこれが初めてで、兵庫県内だけで10万棟以上の建物が全壊する大惨事となりました。また高速道路が横倒しになったほか、鉄道の橋脚が各地で破損しました。しかし幸いなことに新幹線は始発前だったため大きな被害は免れました。さらに、各地で200件を超える火災が発生しました。当時は風が弱かったため延焼は最小限に抑えられましたが、それでも7,000棟近い建物が焼失しました。
死者6434人
まとめ
想像をはるかに超える人数だったと思います。一度にこんなにもたくさんの命が奪われた震災があったことを忘れないでください。明日は我が身、他人事と思わず地震に備えましょう。