水・非常食はどれくらい備えるべき?わかりやすく解説~地震・大雨災害に備える~

近年、日本では地震や大雨などの大災害が頻発しています。2011年の東日本大震災、1995年の阪神・淡路大震災、2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震、同じく2018年の西日本豪雨など毎年のように大きな災害が発生しています。

 

これは決して他人事ではありません!

明日、あなたが被災者になる可能性も十分にあります。

 

しかし、「そんなこと言われても何をすればいい分からない」「どんな備えをすればいいのかわからない」という方多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は「ないと本当に困るもの(食料編)」を紹介します。

 

簡易トイレについての記事はこちら

kum-ilo-61.hateblo.jp

 

これは本当に“最低限”です。ここで紹介するものを備えておかないと絶対に後悔します。

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災害時、最も必要になるのが水です。水分補給をするのにも、汚れた手を洗うのにも、歯磨きをするのにも水が必要になります。そしてこの“水”、皆さんが思っている以上にたくさんの備蓄が必要です。飲み水以外は、風呂にたまっていた水や雨水、周辺の学校のプールからくみ上げた水で代用できますが、飲料水だけは代わりを用意することができません。

飲料水は

1人あたり1日2リットル

必要です。

つまり大きなペットボトル1本分もの水が必要ということです。4人家族であれば1日8リットル、大きなペットボトル4本分です。そして水道が復旧するか、支援物資が届くまでには数日から長いと1週間程度かかるとされています。最低でも3日分、できれば7日分の備蓄をしておきましょう。

2リットルのペットボトルが

1人の場合…7本

2人の場合…14本

3人の場合…21本

4人の場合…28本

5人の場合…35本

6人の場合…42本

必要です。

食料

水と同じく、絶対に必要なものが食料です。これがないと生きていくことができません。

 

「何かあったら、その時に買いに行けばいい」と思っている方もいるかもしれませんが、みんな同じことを考えています。コンビニやスーパーの食料品は災害発生後すぐに品薄となり、食料を手に入れることができなくなります。

 

こうならないためにも、事前に食料を備蓄しておく必要があります。食料も先ほどの水と同じように1週間分備蓄しておきましょう。南海トラフ巨大地震など巨大災害が発生すると支援物資が届き始めるまでに早くても数日かかり、隅々までいきわたるのにはさらに時間がかかります。

 

そして食料を備蓄する際、気を付けなければいけないのが、バリエーションを豊富にすることです。いくら災害時とはいえ、毎食同じものばかり食べ続けていると食欲も低下し、体力も落ちていきます。

非常食は

1人の場合…21食

2人の場合…42食

3人の場合…63食

4人の場合…84食

5人の場合…105食

6人の場合…126食

必要です。想像以上かもしれませんが、皆さんは普段からこのくらい食べています。

  

まとめ

あなたが被災者になるのは明日かもしれません。決して他人事ではありません。一家族の中に1人でも防災意識が高い人がいて、水や食料を備蓄していれば、その家族は避難生活を自分たちの力で乗り切ることができます。“明日は我が身”できるだけ早く備えを進めましょう。